札幌の山々

札幌の山々

絶版のさっぽろ文庫2冊目入手(笑)。
約30年前に刊行された本だけど内容がじつに濃い。最近よく見かける本は大雪山や十勝岳周辺の登山ガイドブックだったり山ガール向けにきれいな写真が豊富だったりするのが多いけど、登山ガイド本だったら天神山や白旗山などの低山は載ってないだろうし、山ガール向けなら百松沢山や狭薄山などの冬山が掲載される事はないだろう。札幌の山だけに特化し、300ページ以上にも渡ってここまで説明されている本は見たことがなかった。

前半は札幌50峰のすべてについて円山、藻岩山に始まり、百松沢山、空沼岳、漁岳に至るまで地理的、歴史的な視点からの詳しい解説がなされている。次章は街から見た山々の様子、さらに最終章「札幌の山と私」では札幌市民の視点からの様々な思いが綴られていた。

恵廸寮の「都ぞ弥生」は一番しか覚えていなかったけど、二番には、
「豊かに稔れる石狩の野に、雁(かりがね)遙々(はるばる)沈みてゆけば
羊群声なく牧舎に帰り、手稲の嶺(いただき)黄昏こめぬ」
という歌詞があるんだそうだ。随分昔から山々は札幌市民の生活に根付いていたんだなと感じたのだった。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール
Author:ちあしう
写真、登山、マラソン、自転車、料理、英語、家族など。
断酒マラソン
検索フォーム
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
アクセス数
RSSリンクの表示
リンク
本家サイト
私の撮影した北海道の写真ギャラリーです。
QRコード
QRコード