切手デザイン比較(シマフクロウ編)

勝手に今昔の切手デザイン比較コーナーを作ってみた(笑)。
今回はシマフクロウで比較してみた。

上の切手は、1983年(昭和53年)9月22日発行の、「特殊鳥類シリーズ第1集 シマフクロウ」。
これをデザインした人は当時の大蔵省技芸官の森田基治さんという人らしいが、まるでお札のような精巧な芸術性を感じる。

一方、こちらは1999年(平成11年)7月23日発行のふるさと切手である。4種類のデザインが連刷になっているもので、絵の種類はちょっと違うけど芸術性や緻密性にはれっきとした違いを感じてしまう。
さらに、こちらは2007年(平成19年)7月6日発行の「第3次世界遺産シリーズ第3集 知床」に描かれているシマフクロウ。
いかにも写真をデジタル加工して切手にしただけというコスト削減感が出まくりなのだ。
ひとつのシートにたくさんの写真があってきれいな色合いだと一般受けするかもしれないが、こだわりのある人にとっては残念だ。
芸術性の高い切手は小さな額縁に収まったギャラリーのようで眺めているだけで実に楽しい。
昨今の低コストで万人受けしようとする風潮(あるのか?)はなんとか改善してもらいたいものだ。

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No title

てっとり早くある地域のものが欲しい人には、
昨今の組み切手の方がお手軽でしょうし、
何枚も同じものがあるのはコスト的に無駄と感じるでしょう。

1枚目、2枚目とも写真から起こしたものに見えますが、
2枚目の鶴やエトピリカの平板な感じに比べると、
フクロウはまだましな方かも。
1枚目は成鳥、2枚目はまだ幼鳥に見えはするものの、
腹部の羽の表現や風切羽の質感は月とすっぽんですな…。

3枚目の写真については、
まぁ上手く撮れた人のをもらったのだろうなと(笑)

No title

@ikasamaさん
さすが!(笑)
誰も食いつかないであろう切手の話題にまでも、コメントいただき有難うございます。
たしかに特殊鳥類シリーズは、(北海道に関係なくとも)集めたくなるようなクオリティーです。
昔のはそんなのが多かったですねえ(笑)。

技芸官

このシマフクロウを描きました。高く評価していただいて、嬉しく思います。この切手は、私が30年以上以前にシリーズとして企画し、全ての原画を描いた最初の作品です。
ただ、技芸官は当時大蔵省ではなく、郵政省の技官でした。現在は郵政民営化で、なくなりましたが。

No title

森田基治さま。
あの素晴らしい切手をデザインなさった方から直接メッセージを頂けて恐縮しております。
わたくしは幼少時より叔母の影響で切手が好きになり、数は多くありませんが北海道関連の切手を収集しておりました。
現在と過去の切手を比較すると、デザインの違いが歴然としており古き良き時代を懐かしく思い出す次第でございます。
もう昔のような切手ブームは訪れることはないのでしょうが、良いものは永遠に残っていくはずと考えております。
森田さまのますますのご健勝ご活躍を祈念いたしております。
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